現行のインジェクション ハーレーには必須と言える燃調が各車モデルに対し行えます。
弊社ではDYNOJET社の最新シャーシダイナモ 250iを導入しインジェクションセンターとして運営しております。DYNOJET 250i はリターダーという負荷装置を備え、従来のシャーシダイのように後軸を空回りさせるだけではなく、実走行と同様の負荷を掛けながら正確に空燃費、出力、トルクを計測する事が可能で、各センサーが拾う様々なデーターを収集出来る機能を持つ最新型のシャーシダイナモです。

Vance & Hines Fuelpak4 (FP4)
2021-2023 モデル 対応


フューエルパック は無料のアプリをダウンロードすることで様々なデータをモニターリングできます。 FP3 /FP4を正確にチューニングするにはダイノジェットに加え Vance & Hines ディーラープロショップ専用機器のワイドバンドユニット「Fuelpak Pro」を使用致します。

なぜ燃調が必要なのか?

現行ハーレーは、全車種がFI(フューエル インジェクション)仕様です。 例えば、マフラーやエアクリーナーを交換するとインジェクターから噴射されるガソリン量は変わらないのに、エンジンに吸い込まれる空気量やマフラーの排圧が変わってしまった状態となります。 すると元々設定していた空燃比とは異なってしまいエンジン不調という状態に陥ります。 現行ハーレーは厳しい排ガス規制に対応する為、薄い燃料で走れるよう厳しいセッティングとなっているので吸排気系パーツを交換する事で起こる微量な変化でさえ反応し燃焼不良を起こします。

ハーレーの場合、ECM(Electric Control Module)と呼ばれる装置で各センサーの情報を得て決められた噴射量でエンジンを動かしています。 当然、この制御プログラムは外部から簡単に変更することは出来ません。 そこで変更を加えるにはチューニングデバイスを使いこの純正プログラムのバックアップを保存しながら、改なマップに書き換え様々なセッティングを可能とします。 これが燃調という作業です。

薄すぎる純正マップを適正に燃調する事で本来のエンジン特性を引き出します。

パワーアップ以外に多いいご要望は以下の3点です。 これらも燃調する事で解決していきます。

①アイドリングを下げたい

②エンジン温度が上がりすぎるのでどうにかしたい

③エアークリーナーやマフラーに合わせて正しく調整したい

ロデオ インジェクション チューニングのご予約と作業の流れ
ご予約フォームから、または、お電話にてご予約を入れてください。
(027-370-4000)

車種、年式、ご希望内容をお知らせ下さい。チューニングテバイス、エアクリーナーなど、どの部品を使うかご相談させて頂きます。 

ご予約日の確定後、予約日の前日までに車両をご入庫ください。
※燃料はハイオクを満タンにてご入庫下さい。 


車両の状態を確認してから作業へ入ります。
実作業に2~3日間程必要となります。補正量や車両の状況により1週間程お預かりする場合もございます。エアークリーナー取り付け、オイル交換、プラグ交換、O2センサーボス加工取り付けなど必要な作業に寄って日程は変わります。


チューニング作業完了


車両のお引き渡し
燃調を行ったデーターシートをお渡し致します。 車両のパワーなど数字でご確認頂けます。

インジェクション チューン、何を使えばいいのか、解らない! そんなお客様でも詳しくご説明いたします。 まずはお問い合せください。

ハーレーダビッドソンの現行モデルは全てインジェクションですので、吸排気系のセッティングを行う場合、何らかのインジェクションデバイスを取り付ける必要があります。 ロデオでは、各社のチューニングデバイスを取り扱っておりますので初めての方でもお気軽にご相談下さい。

サブコン、フルコン、フラッシュチューンと色々ありますので、お客様のスタイルにあったデバイスをご提案致します。

また、既にデバイスが取り付けられているユーザーへもサポートをしております。  各デバイスにはオートチューンという自動補正機能がついておりますが、実際には補正が思うようには効かず、アフターファイヤーやクシャミが収まらないというお客様は大変多くいらっしゃいます。

原因は、HD純正のO2センサーがナローバンドですので、本体で認識できる空燃比幅が14.0%~15.0%の狭い範囲しかありません。その為、セッティングが変わった車両では外れたデーターを読み取れず、補正機能が効かないという状態にあります。 こうなると地道に手動で燃調作業を行うしか術はありません。

弊社では防音構造を施したダイノルームにてマフラー交換、エアクリーナー交換など幅広く対応しております。 EFIチューンに興味があるお客様はお気軽にご相談下さい。法定近接排気音量や排気ガス数値なども正確に計測が行えますので保安基準を守ったマフラー交換を行う事が可能です。

チューニングデバイスの種類や特徴について
各デバイスには、それぞれ特徴もありますが基本的には、従来のサンダーマックスやツインテックなどの様にECU、O2センサー共に交換をするフルコン。 DYNOJET社のパワービジョンやVANCE & HINES社のフューエルパックの様に本体の交換は行わずノーマルECUに補正データーのみを書き換えるフラッシュチューンなどが主流です。PVやFPのフラッシュチューナーの基本性能は各社ほぼ同一です。

 

以下は弊社、取扱いのインジェクション コントローラーやフラッシュチューナーの一例。
 
インジェクション デバイス
DYNOJET
Power Vision
ダイノジェット社のフラッシュチューナー。(液晶付デバイス)
本体に複数のMAPを保存できるなど多機能を備たデバイス、RAMマウントなどを使い本体をモニターとして様々なデーターを本体のみで常時表示する事も可能です。単体での操作やPCと接続して専用のソフトウエアを使いより細かい調整が可能です。別売のTarget Tuneと組み合わせればワイドバンド対応のリニア クローズドループを実現する事も可能。サンダーマックスへ匹敵する拡張性能やPC接続で外部バックアップも可能。将来の拡張性ではFPより優位。 ただ、ハンドルマウントが別途必要だったり、ハンドルまでの配線費用が掛かる車両もあるので総費用はFPより掛かります。
本体価格(新価格) お問い合せください。
チューン費用80,000円(一般価格89,000円)(税別)
合計金額(税別)マウント含まず、車種により配線費用要)(税別)
VANCE&HINES
Fuelpak
(国内正規保証対応品)
バンス&ハインズ社のフラッシュチューナー (スマホ対応) 。特徴としてBluetoothを介しワイヤレスでiPhoneやスマホのアプリを使用する事で容易なユーザビリティーを持ちます。 但し、PVなど他のデバイスと違いPCと接続出来ない為、タブレット端末で行う燃調作業にはプロショップでさえ大変時間が掛かります。バックアップはサーバーのみで管理。PVの様な拡張性はありませんが、スマートフォンで簡単にアクセス出来る楽しさがこの端末の最大の魅力です。 6ピン対応は、新型 FP4へ移行しました
本体価格
新型 FP4 へ 移行しました。
チューン費用80,000円(一般価格89,000円)(税別)
合計金額(税別)(新価格) お問い合せください。
ZIPPERS
Thunder Max
各種
ジッパーズ社 ワイドバンド対応フルコンの決定版!
インジェクションを突き詰めると最後はワイドバンドセンサーが必要になります。ECM本体とO2ワイドバンドセンサーへ交換することによりフルコンならではの様々なセッティングが可能となります。 ワイドバンドなので優れたオートチューン機能も持ちます。 ただし、その機能と特徴を活かすにはシャーシダイナモにて細かいセッティングが必須です。PCと接続し専用ソフトウエアて使用します。アイドリング下限は600rpm。
本体価格129,800(税別)~
チューン費用80,000円(一般価格89,000円)(税別)
合計金額(税別)本体+Tune 車種に寄り取付加工要(税別)
DAYTONA社
Twin Tec
各種
デイトナ社 ツインテック
ECM本体とO2センサーを交換することによりフルコン/ワイドバンドならではの様々なセッティングが可能。他のデバイスと同様のスペックですが、PCと接続し専用ソフトウエアて使用します。アイドル下限は600rpm。
本体価格各種
チューン費用80,000円(一般価格89,000円)(税別)
合計金額(税別)本体+Tune 車種に寄り取付加工要(税別)
O2センサーボス
18mm
12mm各種
O2センサー用のボス取付溶接加工が必要な場合。
18mmワイドバンド用
12mmはナローバンド用
溶接加工取付1ヵ所に付き 12000円(税別)
※表示価格に消費税は含まれておりません。
当社は北関東エリヤのVANCE & HINESの正規取扱店です。 アフターケアも安心
各車種 対応品をお取り扱いしております。

AVCCの旧車レースやDRAG GAME等に参加してるレーサー製作やセッティングサポート、チューニングも行っております。当社が扱うハーレーの年式がたいへん幅広く旧車から現行モデルまで様々です。法定規制値も年式に寄り近接排気音量や排ガス数値など各種異なります。マフラーの種類によっては内部サイレンサーに消音素材を更に加える加工を施し音量を規定値内に抑える加工や触媒を加え排気ガス数値も基準内の抑える加工サービスも行っております。 公道用のマフラー交換は法定基準内の場合のみとさせて頂いておりますのでご了承ください。※形状や種類に寄っては未対応の製品もありますので詳しくは各マフラーメーカーへお問い合わせ下さい。

燃調を行っているロデオの日常blogはこちら。

Milwaukee Eight (ミルウォーキーエイト)についてはこちら
同時にハイカムを導入して更にパワーアップを!

インジェクションチューンと同時にハイカムを導入する事でチューニング予算を最低限で行うことが可能です。  M8(ミルウォーキーエイト) にも、S&S Cycle Inc.から専用ハイカムシャフトがリリースされています。

① 465 トルクカム  (中速域のトルク重視)
② 475 パワーカム  (高回転域ハイパワー仕様)
③ 他メーカー多数あり

M8はカムで相当パワーを押さえていますので、ハイカムを入れる事で全く別のエンジンの様に変貌しますので、チューン時には是非、検討してみてはいかがでしょう。100ph超えも夢ではありません。

※現在、S&S社ではツインカム、ミルウォーキーエイトなどで高出力を狙う場合、オイル流量の不足を補う為にオイルポンプ、カムプレートのアップグレードを推奨しております。

 

Fuelpak 4 よくある質問 

●アプリの入手方法を教えてください。

Vance & Hines FP4はアップルストア(iOS)とグーグルプレイストア(Android)から入手可能です。

iOS は ここからダウンロード  こちら
Android OS はここからダウンロード  こちら

 

●Vance & Hines FP4の保証について教えてください?

FP4は1年保証付きです。(購入先の正規代理店にて対応となります。)

●雛形マップ (ダウンロードできる基本MAP) はどのように作られていますか?

マップはシャシダイナモを使用して作成され、リストにあるエンジンとエキゾーストシステムの組み合わせで実走行し検証されているもののようですが、実際は年式、車種によってはかなりの手直しが必要となるMAPが多く存在しています。 シャーシ台を使ってのチューニングはその為に必要となります。 より完成度の高いMAPを手に入れるには必須の作業です。

●Vance & Hines FP4の機能と使用手順について教えてください?

1. CONNECT- FP4をバイクに繋ぐ
2. TUNE-設定するマップを選択
3. RIDE- 向上したパフォーマンスとレスポンスをお楽しみください。
FP4を使用してマップの書き換えができません。どうすればいいですか。
まず、FP4アプリが最新の状態であるか確認してください。次に、FP4と車両を接続してください。Supportから「Check for Firmware Update」を押して、ファームウェアが最新であることを確認してください。更新が可能な場合は、アップデートしてください。それでも書き換えができない場合は、Supportから「Upload ECU」を押して、もう一度書き換えを試してみてください。症状に改善が見られない場合は、弊社、もしくはご購入のFP4正規代理店に連絡してください。

●オートチューンについて

弊社でチューニングを行った場合、オーペレーターが作ったMAPが上書きされてしまう場合がありますのでオートチューンは必要ありません。 オートチューンが万が一必要と感じた場合は、必ず事前に弊社へご相談ください。 万が一、オートチューンを掛けたことでマップのデーターが崩れてしまって逆に不調を起こす場合があっても、元のMAPには戻せませんので十分ご注意下さい。

●FP4は車両のECMと結合しますか?

はい、FP4は一度書き換えに使用されると、そのECMと永久的に結合されます。同じFP4を他の車両で使用する際は、トラブルコードの読み取り・削除、ライブセンサーデータの表示はできますが、他のバイクでのマップ書き換えはできません。中古品は使えないとお考えください。

●Vance & Hines FP4の書き換えをするとU0100のエラーコードが表示されます。これは正常でしょうか?

はい、U0100のトラブルコードは、ECMの書き換えをしたときに発生する履歴的なトラブルコードです。書き換え後1回もしくは複数回表示されますが、これは正常であり、チェックエンジンランプを作動させるものではありません。これらのコードが発生した場合、FP4アプリから定期的に削除することができます。

●FP4は車両に常に接続しておく必要がありますか? 外しても問題ないでしょうか?

Vance & Hines FP4はECMへの書き換え終了後は取り外すことも可能です。ECUと切り離しても車両はそのまま使えますがライブセンサーデータ、診断コードの読み取り、その他マップの編集や表示をするためにはFP4は車両に接続され、スマートフォンとブルートゥースで繋がっている必要があります。敢えて外すメリットはありませんので通常は取り付けたまま利用するものです。

●インターネット接続が出来ない?

<4G等による接続の場合>
1.スマートフォンで電波強度(アンテナ本数)を確認、強度の高い場所で接続を試みる。

<Wi-Fiを経由した接続の場合>
1.Wi-Fiルータと他の機器との接続を切断する。
2.電波・ノイズを発生する機器の電源を切ってから接続を試みる。
(ノイズ発生機器の例:HID、ワイヤレスカメラ、スピーカー、電子レンジ等)

●フラッシング時にエラーメッセージがでたら?

1.スマートフォンの充電量が充分であることを確認する。
2.スマートフォンにインストールされているFP4アプリが最新のバージョンであるか確認する。(APPストアから最新のアプリをダウンロードすることが可能です。)
3.車両のイグニッションキーとRUNスイッチを両方ONにする。
4.FP4アプリを起動し、【Support】→【UPDATES】にてファームウェアのバージョンを確認、最新版がインストールが可能な状態であれば、インストールし、インストール完了後にフラッシングを行う。
5.ファームウェアがすでに最新のバージョンである場合、あるいは引き続きエラーメッセージが表示される場合には、【Support】→【UPLOAD ECU】を押した後、弊社もしくは、お買い上げの正規代理店に連絡をお願いいたします。

 

更に詳しい最新情報はこちらです。  (ロデオは正規代理店として取り扱いをしております。)
VANCE&HINES ハーレー用マフラー 正規輸入元 | 株式会社プロト (plotonline.com)

 

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    ご入力大変ご苦労様でした。 担当者からの回答を少々お待ち下さい。 ありがとうございました。