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ツインカム カムテンショナーの摩耗とクランクシャフトの振れ

ツインカム乗りは避けられない整備項目となる、カム テンショナーの摩耗、交換、ギヤ化など対策の選択肢がいくつかありますので、TC88ツインカムユーザーでは走行距離4万kmの方は要注意ですね。 TC96 ユーザーは油圧式なのでもう少し距離に余裕がありますが、どちらもクランクシャフトがブレすぎているエンジンも見られますのでその場合はギヤ化は出来ません。  いずれにしても中で破断する前にチェックです!

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Twin CAMの弱点、TC88ユーザーさん、カムテンショナーは大丈夫? (TC88 ’99-’06)

ツインカムTC88はたいへん優れたエンジンですが、メンテナンスを怠れないカムテンショナー (Cam tensioner) 問題というのがあります。 早ければ走行距離 4万kmくらいから。 5~6万km走行の車両では、ほとんどこの様にテンショナーの摩耗がみられます。  当時、アメリカでは構造的問題と問題視された時期もありましたが、時は流れ今や9代目を張る ミルウォーキーエイト(Milwaukee-Eight)の時代。 最近では、定期メンテナンスを行いながら乗るものとして、あまり騒がれなくなりましたね。

先日、久しぶりにテンショナー交換をさせていただいたので改めてまたご案内したいと思います。 TC88の中古車両は金額的にも手頃な車両も多いと思います。 このトピックスは特にUSEDを購入した方こそ、知っておいて損はありませんね。

該当年式は、1999年~2006年式までのTC88車両となります。 

’96 DYNAと’97 TC96cu” 以降、テンショナーは油圧式となりましたので耐久性があがっているので今回は除きます。   また、関連部品ではインナー/アウターのベアリング問題、クランクシャフト問題、ボルトの強度など他にもメンテナンスどころはありますがそれらも今回は割愛します。

摩耗してしまったテンショナー

このテンショナーはどこにあるかと言うとカムカバーを外すと見えるカムチェーンとカムチェストプレートの外側と内側に2個付いています。

新品とすり減ったカムテンショナーの比較

ご覧の通り、カムチェーンとテンショナーは常に接触しているのでこの摩耗は避けられません。 もし放置してしまうとこの樹脂が無くなり金属部とチェーンが直接接触してきます。 残った樹脂は破断しバラバラとなってオイルと共にエンジンを循環してしまうと大変困った事態になります。

解決方法は、

① 定期的なテンショナーの交換 (HD純正推奨) 。

② テンショナー自体の油圧化/カムギヤ化等。

などあります。

クランクシャフトまで辿り着いたら、シャフトのブレを検査します。 もし、クランクシャフトが大きくブレてしまっているエンジンは、ギヤ化が出来ません。 HDの指定する許容値とギヤメーカーが指定する許容値は異なり、ギヤ化するには、より厳しい僅かな振れのみ使用できる設定になっています。
今回のエンジンは、テンショナーのみをリプレイスする予定でしたがクランクシャフトの振れの検査も行いました。 結果は003と既定値内の僅かなブレのみでした! 何よりです。

——–今回の作業参考——–
2001年式 TC88
DYNA LOWRIDER
走行距離 48000km

年間1万km以上走る人は油圧化した方が将来のメンテナンス費用が結果安く抑えられますね。
ご参考にしてみてください。

走行距離である程度判断できますが、もしカムカバーからシャカシャカ音が聞こえてきたら要注意です!
早めにメンテナンスを行いましょう。

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ツインカム 96cu” DYNA インジェクション チューン

エンジンはHD ツインカム の 96cu” 54hp から 72hpへ+18hpと大幅アップとなりました。 お気をつけて乗って下さい!
インジェクション 車両のご相談 随時承っております。

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さすがの造り込み。

ステンレス+アルミで造られた造形美は見事な仕上がりのエキゾースト。 かっこいいです。 吸気はS&S製のステルス エアクリーナー。

マフラーエンドの仕上げには消音サイレンサーを取り付けし音量調整します。

車種: Harley Davidson DYNA LOWRIDER TwinCam 96cu” Injection
Muffler : HOTDOG Japan

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インジェクション チューン な日々

EFIチューンを行うことで確かな成果を見ていただけると思います。 弊社のEFI チューニングは、車両をお預かりして数日間掛けじっくり作業を行いますので日帰りでのお引渡しは行っておりません。まず日程のご予約をして頂いてから順に作業を進めます。お気軽にお問い合わせ下さい。 写真は他店でお取り付け済みのハーレーダビッドソン純正のスクリーミンイーグル スーパーチューナー搭載車両を再チューン。中域を重視してより乗り易い方向へセッティングを進めました。トルク感も更に良好となり、結果、馬力も10hp 程度上がりました。

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ツインカム対応の新プロジェクト始めました。(その2)

リヤビューお披露目。 オーリンズのリヤサスペンションとダックテールしたリヤボディーのフォルムにてこんな感じに仕上げました。 いままでの旧車テイストとはまったく異なったコンセプトの車両デザインとなっています。 Rodeo project Rear_3_800

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ツインカム対応の新プロジェクト始めました。

去年から少しづつ進めていた新企画のプロジェクト、  日夜、新車の作業がある為なかなか進まず放置されていましたが、やっと形になってきました。 本プロジェクトはいわゆる現行モデルを含めたベース車のカスタムです。  トータルパッケージ的にもリーズナブルな予算で完成出来ればと考えております。 既に車両をお持ちのユーザー様へも対応が可能な為、今まで以上に幅広いお客様へご提供できるスペックとなります。  今回の車両含め数種類のデザインを企画していますのでご期待ください。Rodeo project Rear_2_800Rodeo project Rear_1_800

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